こんにちは、これから新築を検討されている方に向けてどのような会社選びをすれば後悔しないで打ち合わせを進めていけるかを今回はお伝えできればと思います。
私自身、今まで住宅会社で営業をしておりいままで100件以上の家を建てもらった経験も踏まえてお伝えいたします。
ポイント1.自分たちの資金を把握する

まず、すべきことは自分たちが35年もの年月を支払っていく支払い金額を考えるということです。住宅会社に行って相談するとその会社で建てる資金計画を作成されるので、自分にあった資金計画ではなくその住宅会社で建てるための資金計画ということは理解しておく必要があります。
『買える金額』と『支払える金額』は違う
家を購入するためには多くの人が住宅ローンを利用します。
そして『買える金額』=自己資金+住宅ローンなのですが、
人生設計の中では車の買い替え、子供の学費、保険等で将来のかかるお金も把握して資金計画していく必要があります。
では、そんなこと言ってたら家なんか建てれないじゃないかとなってしまいますよね。
『支払える金額』とはそういった後にかかってくるお金も貯蓄したり、投資をしたり、生活費、娯楽費を差っ引いた無理のない支払いを考えるということです。
私は営業をしていたときはそのあたりを重視してお客様にお話ししていました。
いい家を建てたいというお客様にそんなには必要ないと思いますよ。もっと安くしましょう。と普通の営業とは逆行したとこをしていましたが、それで信頼してもらっていたこともありました。
ざっくりお伝えすると年収400万円の人の場合ですと約25%以下で検討していくのをオススメします。25%だと年間100万円くらいで月々8.3万円くらいって感じですね!
当然少なければ少ないほうがいいので是非自分の家庭ならどうなるか検討してみてください。
ポイント2.自分の要望にあった住宅会社を選ぶ

住宅会社には主にハウスメーカー、工務店あります。
そして家の作り方にも3種類あり、木造、鉄筋コンクリート、コンクリート造とあります。
どの会社、作り方にもメリット、デメリットがあります。
そのことを理解することで自分にあった住宅会社を選べるはずです。
ハウスメーカー

皆に大人気のハウスメーカーですが、人気の理由は知名度と安心感ですね!
構造的にも保証的にも知名度が高く安心して建てた後も住んでいける点が挙げられます。
良いものを作っているのでどうしても価格的に高いです。
いいものなので仕方はないのですが、ハウスメーカーの私が思う最大のメリットは
年間に全国で何千~何万と建築していることもあって、住宅設備(キッチンとか建具とか)を大量入荷していることもあっていいものが安く仕入れています。
なので、たくさん建てている会社になればなるほど良い設備が安く手に入ります。
デメリットは知名度のために広告する部署や仕様などを研究する部署など、
小さい工務店にはない部署があることによって人件費や広告費が建物代に乗ってくるということです。
まぁどうしても良いものを作るためにはお金がかかるということですね。
工務店

地方工務店は年間棟数にばらつきがあり、10~200棟くらいと規模が会社によって違います。棟数が多ければ多いほど先ほどのハウスメーカーと同じように住宅設備が安く入ります。少ない会社になると選べない設備やグレードアップするとめちゃ高くなるとかデメリットがあったりします。保証もメーカーに比べると弱くはなります。
では地方工務店のメリットはどういうことがあるかといいますと、正直ハウスメーカーの商品というのは私的にはオーバースペックと感じたりもします。
例えば、北海道や沖縄で必要な断熱性能と岡山で必要な断熱性能って違うと思うんですよね。ハウスメーカーは基本的にどの県で建てても同じ商品をつくるのでどの県で建てても寒くないし暑くない家だとは思います。地方工務店の場合そのあたりが県の風土にあったものを作っている会社が多いように感じます。その分メーカーより安く建築できます。
また、間取りの自由度も高く個性的なデザインもできたりします。
作り方の3種類についてはまた次の機会に書こうと思います。
まとめ
・家を建てるという事はその後の35年の出費を左右することなので人生設計をしっかり立てた支払を考える!安心安全な家を建てて支払がきつい。旦那の小遣いが減ったでは家を建てないほうがいい。
・自分にあった会社選びをする!メーカーと工務店のどちらが自分の建てたい家かよく吟味して検討していく。
TORUS不動産では岡山の新築の土地について毎月20~30件斡旋させて頂いておりまして、元は住宅営業をしていたメンバーで構成されているので資金計画、住宅会社の選び方から相談にのっています!お気軽にお問い合わせくださいな。